強制不妊手術への県知事謝罪(秋田)は3県めか
ブログ優生保護法
2025/03/31
<出拠>
河北新報.強制不妊「心身傷つけた」、秋田知事 支援団体に謝罪.2025年3月25日、3面.
熊本県(2024年12月27日)、ついで宮城県(2025年2月12日)の謝罪の後、その後各県知事がどうしたかだが、久方ぶりに3月24日、秋田県知事は秋田県障害福祉団体協議会が「優生保護法問題の全面解決」に向けた要望書を提出した際に面会し謝罪した、との記事を目にした。今回は河北新報の記事を紹介させていただくが、東北地方向けの紙面と思われる。熊本、宮城は被害者に直接謝罪したようだが、秋田では面会者に被害者が同席されたかは分からない。事情に通じた方がおられれば、是非お教えいただきたい。
朝日新聞のオンラインは、知事は「機関委任事務」として県も関与した責任を認めとある。事務仕事らしい。行政学に門外漢の当方には重要な用語となる。
一方、3月28日、「京都新聞社は「強制不妊手術申請を精神科病院に依頼・経済状況を強調する記載が、公文書の黒塗り開示で判明」なる記事を配信した。京都新聞社は今後、開示を命じられた黒塗り箇所を詳報するとともに、公文書などを基に「戦後最大の人権侵害」といわれる強制不妊の実相に迫る企画に取り組むとしているので、今後の展開が期待される。
また、幾つかの短報が報じられているが、3月24日、河北新報は2月の「強制不妊補償は50件を認定したと報じた。こちらは最高裁大法廷判決の直接の結果を示すもので、いずれ半年ほど経てば、全国的な初期の実態が判明し、旧一時金支給者との異動の傾向を知ることができるかもしれない。 (Drソガ)
<出拠>
河北新報.強制不妊「心身傷つけた」、秋田知事 支援団体に謝罪.2025年3月25日、3面.
