蝋梅咲く
2025/02/07
ベーテル花ブログ
毎年2月の第2月曜日に開催される国際行事、国際てんかんデイInternational Epilepsy Day ( IED )に協奏して、この仙台、そして東北地方で、2月1日、第7回仙台てんかん市民会議Sendai Citizens’ Action Plan on Epilepsy SCAPE ( SCAPE)を無事に終えた。
翌日、当方は天満宮の梅が咲いていないことを確認するように通り過ぎながら、東公園内にある目当てのその場に居た。一週ほど早いが咲き始めていた。以前居合わせた蝋梅の種を拾っていたあの女の子はもちろんいないが、上の方の枝先には未だ落ちずにいる、親指ほどあって小さくはない、落花生に似た黒い実が落ちずにまだ幾つも下垂れていながら、蜜蝋に浸して透かし見えるかとも見紛う薄黄色の花が咲き綻んでいるのが幾つもあった。
何が最も早い花かはいつもの知りたい関心事の一つだ。もっとも、この素人の問いが何かしら報われることはない。当方の行動圏は狭く、この地での見聞きごとを語るに過ぎない。農事日誌のようなものを記録し続けているわけではない我が住まいの庭や散歩圏の事象をたまたま語っているだけだ。それでも毎年毎月、この手の事象に小歓びしている当方がいるだけに過ぎない。
当方は最も早い花はクロッカスということにしている。とはいえ、紅梅の方が早いし、品種に因ろうが水仙やヒヤシンスだってとなり、結局は散歩コースにあるオオイヌノフグリの群落がもっとも気づきやすい。単なる花好きには、フキノトウから福寿草に、となる。
そこに、シンボルマークをチューリップとしているSCAPEもそろそろシンボルお花があってよいかなとも思っている。SCAPEのお世話役や各助言団の先生がたに、この花のデザインでどうでしょうと提案できるなら、と。物の本には甘い香りで気づくともあるが、当方は鈍い。綻ばないと気づきにくく、そっと咲いているこの花は明日立春の境にあり、冬に咲くとしてよい。何故に冬に咲くのか、この季節の虫や蜂をどうやって見つければよいか。いずれ、寒風の中に咲く辛抱強さに感動する。SCAPEの花として、季節柄、蝋梅もいいね。となり、ならば、どんな図柄になるか、どんな図柄にすればよさそうか。下垂で鐘のように並び繋がっているのもあるから連鐘かな。連鐘と言えばスノードロップまでも浮かんでくる。
蝋梅が特異なのは花弁がいかにも透き通っていることだ。実は蝋梅の7年ものをプレゼントしてもらっている。いよいよ、咲きそうだ。 (Drソガ)