2024/01/27
強制不妊、大阪高裁では二例目の原告勝利
〜二審勝訴は9件中7例を重ねる〜
ベーテルブログ 2024/01/27
① 鈴木拓也.強制不妊/原告が勝訴−大阪高裁、一転、国に賠償命令.毎日新聞、2024年年1月27日、23面.
② 森下裕介.強制不妊/原告が勝訴−大阪高裁、除斥期間の適用適用制限−国に賠償命令.朝日新聞、2024年1月27日、33面
③ 河北新報.強制不妊/二審6件目の賠償命令―大阪高裁判決、原告が逆転勝訴−原告女性「霧が晴れたよう」.2024年1月27日.
10月25日以来、3月ぶりの優生保護法・強制不妊に関する大きな裁判のニュースである。大阪ながら、遠く仙台の河北新報の記事が詳しい。おそらく大阪地方紙あるいは巨大新聞の大阪版を有する新聞紙上ではもっと仔細に及ぶ紙面になっているであろう。
小さくない勝利である。先にお伝えしたように、2023年6月1日の仙台高裁判決は原告を唾棄するも同然であった。同じく仙台での4月後の2例目の2023年10月25日の仙台高裁の判決は、既にコメントしたので繰り返さないが、強制不妊なる国家犯罪を断罪している。
一方、今回で8例目となる高裁判決のうち、おそらく6月1日の仙台高裁での「国」勝利までの5件について、最高裁で一括して審理することが決まっているので、6月16日の札幌高裁、10月25日の仙台高裁、今回の大阪高裁勝利はこの審理には直接関与しないのかもしれない。 (Drソガ)
① 鈴木拓也.強制不妊/原告が勝訴−大阪高裁、一転、国に賠償命令.毎日新聞、2024年年1月27日、23面.
② 森下裕介.強制不妊/原告が勝訴−大阪高裁、除斥期間の適用適用制限−国に賠償命令.朝日新聞、2024年1月27日、33面
③ 河北新報.強制不妊/二審6件目の賠償命令―大阪高裁判決、原告が逆転勝訴−原告女性「霧が晴れたよう」.2024年1月27日.