2021/07/11
ベーテル花ブログ
39 ねむのき （合歓木）
コノキ、ナンノキ、キニナルキ。
二月ぶりに散歩に出れた。世の中はすっかり変わり、お目当てのヘラオオバコ、コロナ花も刈り取られながら、二番目の新しい小さな花を咲かせている。
視界に、ああそうだった、合歓木が咲く頃なんだと、コノキが立っている。ねむの木は「みやぎまりこ」一つとなっている。どんな方かは全く知らないが、普通ではないらしい。知らない憧憬、の人だ。
ねむの木は、紫式部と同じく、春を急く素人にはコノキは枯れてしまったと断ずるほど、葉吹きが遅い。たまたま毎週散歩できる幸運のなかにあれば、この二月、いつ咲くのと見上げ続けたと思う。次々に花を咲かせる、だから、すぐに弱るので、朝一番に来なければならない。昼過ぎまで眠る当方はしゅんと立つ花びらを撮るのは無理だ。
（Drソガ）
