2021/04/13
今週のこの一言ありがとう4/2021(5)
被災地思い ミッフィーも涙
−ブルーナさんが励ましのイラスト−
フクシマ第一原発メルトダウン逃避行中に亡くなられたベーテルの患者さんたちの無念を想う−3.112011フクシマ連稿15
朝日新聞.2011年3月27日.
そのまま「ありがとう」には滅多に出逢えない。
たまたまの切り抜きが見つかった。見つけてくれてありがとう。3.112011からすぐに、ユトレヒトUtrechtに住まうDick Brunaが、わざわざにミッフィのイラストを贈ってくれていた。添え書きはオランダ語ではなく、英語でmy best wishes to Japanとある。
3.112011の大天災と大人災には世界から支援活動が寄せられた。最も感謝されたのは防衛的観点だったとなってしまったが、直接のヴォランティア活動含めて凄まじい数と量と、そして最後は質の支援があった。その頃、ディックはまだ健在だった。朝日新聞社に託したメッセジがこれで、アムステルダムでの救援コンサートのためにも日の丸を背景に日本とオランダの国旗を掲げるイラストを描いてくれたとのことである。
鎖国の江戸時代がオランダ人だけから世界との唯一の視界を保った出島ナガサキは、奇しくも3.112011でフクシマと縁結びとなった。当方は長らく日蘭学会の会員であったが、この学会の運営資金はほとんどがオランダ側の好意によるものだったと理解している。数年前に案内があり、ホテルニューオオタニでの解散式に出席することができたのが何よりだった。 (Drソガ)