2021/02/17
今週のこの記事一つ2021−0204(14)
明石市長「歴史の汚点」「罰則適用しない」
−感染症法を強く非難−
神戸新聞NEXT、2021年2月17日
新型コロナ関連法改正、感染症法・特別措置法については、この欄1月25日の「この記事一つ」2021−0104(10)でも、またホームページトップでは「特別注意警戒法」として「コロナワクチン接種とマイナンバーのひもつけ管理」なる、コロナ撲滅の名を語りながら国民を監視するという、それなしでは物事を考えることができない「性」としての権力(者)特有の途轍もない陰謀をお伝えした。
コロナだからか、島根県の丸山達也知事が東京オリンピックの県内の聖火リレーを中止すると表明した。同じとは言えないだろうが、泉房穂(いずみ・ふさほ)明石市長が痛快に言ってくれた。新型コロナに感染した方々を、感染症に定める罰則規定(違反者への50万以下の罰金)に関わらず、感染した市民を、その事情に配慮して、寄り添いながら支援すると明言し、市の条例案を作成したという。これは素晴らしい。なぜ素晴らしいかと言えば、法の執行権者が自治体長だからだ。つまり市長が決定しているし、決定できる。この報道では、特にハンセン病の教訓が生かせれておらず、歴史の汚点となると強調している。つまり、記事文面からだけではハンセン病感染者を隔離したのは身近な市町村長や知事であったとなる。つまり、この方々はとんでもない権力者として振る舞ったとなる。さて、この種のことは他にも例が沢山あるのではなかろうか。国から咎められたとなっているもののなかに、実は村長、町長、区長、市長、知事が直接の実行者(加害者)であったという空恐ろしい事実だ。だから、政治には常に過敏でいましょう。世の中は怖すぎる。
なお、明石市の泉市長は、その名を知らずとも、報道で誰もが記憶にある方です。先ずは信頼できるWikipedia情報でWeb遊泳してください。駒場の寮委員長だったそうです。加えて、当方には理解が難しい橋下徹大阪府市長なる方と司法修習生の同期だった。この方々の経歴と生き方、羨ましいですよね。思わず、西の方を仰ぐ。
(Drソガ)