021/02/12
今週のこの記事一つ:番外2021-②(2)
チョコの子どもたち
小倉孝保.金言Kin-gon. 毎日新聞、2021年2月12日.
2月14日は聖ヴァレンタインデイだ。国際てんかんデイIEDが毎年2月の第2月曜日に定められたのも、てんかんの使徒聖ヴァレンタインの殉教の日に当たる。
分かりやすい解説に、私どもの「てんかんケア仙台2014−2」に所収された、埼玉医科大学名誉学長山内俊雄先生による医学講座記念講演「てんかん医療・医学の過去、現在、未来」(主題てんかんのための夕べの集い−2014)がある。
聖ヴァレンタインデイの嬉しい贈り物となる甘いあまいチョコレートの話だ。チョコレート原料のカカオ豆が生産できる地域は極めて限定され、西アフリカのコートとガーナが主産地だそうだ。カカオ生産に児童労働問題が暗い影を落としている。額に汗して働かされる子どもたちの苦い現実に目を向けなければならない。知らずにいてごめんなさい。この記事を最後まで目通しできた理由は、ショパンが大好きなので、冒頭に「ピアノの詩人」の一語があったからだ。感謝したい。 (Drソガ)
参照
① てんかんケア仙台2014-2.2015年.海野美千代編、カーレ仙台、130頁、岩沼.https://www.sendai-care.org
② 有賀穣.2018年.IED国際てんかんデイから3.112011−2018ヘ.てんかんイーヴニングセミナーEESB−2018第一第三回、2018年2月8日、てんかんクリニック仙台駅前ベーテル.