障害者へ善意 作文に
大崎の中3・松田さん 最優秀賞
河北新報. 2021年1月9日.
古川黎明中3年の松田唯さんが、内閣府(など)が主宰する障害者への理解を深めてもらう「心の輪を広げる体験作文」(大会かな)で、2020年度の県の「最優秀賞」、ということは知事賞かな、に輝いたという記事に目がとまった。よく記事にしてくれた。あまたある領域の中で障害児者問題での表彰となれば、我がことのように嬉しくすばらしい。本当におめでとう。どんな文章か、何とか手に入れたいし広めたい。現在でも障害児者が周りに「助けて」というのは並大抵ではない。だから「向き合う勇気」となろう。手伝う方も自然に振る舞うには未だ大変な勇気がいる。お互いさまだ。そんな阿吽が書かれていると期待する。
実は当方、第一回宮城県中学校弁論大会の「優勝」者である。テーマは「知恵遅れの子に愛の手を」だった。ほとんどを亡き母が書き綴った。何故私が大会に出場することになったかはよく覚えていないが、多賀城中学の生徒会長だったからかな。とある種の演説も強いられたであろう。担当の先生も相当苦労して手直ししたことだろう。昔のことだが「青年の主張」が象徴する弁論大会も時代とともにその名を替えていった。今も残っているかな。
県の伊藤哲哉保健福祉部長が県庁で賞状を授けたらしい。私どもは是非この雲上人にお会いしたいと願っている。てんかんケア三位一体はてんかんケアに奇特な方々を「てんかん市民」と呼んでいる。障害児者問題総体に奇特な方々を何とか特別な呼び名でお呼びしたい。唯さんもその特別なお一人として社会の宝に成長なさるはずなので、お祈りしたい。 (Drソガ)